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夏の救世主、自然素材のかゆみ止め&虫除けドクダミチンキ

夏場は、虫刺されはもちろん、肌のかゆみを感じることが多いですよね。
我が家では「ドクダミチンキ」が活躍します。
かゆいところに、スプレーボトルに入れ替えてシュッとしたり、コットンに湿らせて肌の上にのせたり・・
また、虫除けスプレー代わりにもなるのが、外遊びが大好き男児がいる我が家には助かります。
頻繁に使うものだから、自然のもので代用できるととても嬉しいです!

ドクダミとは?

ドクダミは、日本や東アジアに広く分布する多年草の植物。ハート型の葉と白い小さな可愛らしい花が特徴です。強い独特な香りの持ち主ということは皆さんよくご存知だと思います!日陰でもよく育ち、庭や道端で見かけることが多いです。
漢方薬としても利用され、解毒作用や利尿作用があるとされています。

作ってみましょう!

ドクダミチンキでは、ドクダミが最も元気に育っている時期(5月〜6月頃)のものを使用するため今年はすでに過ぎてしまっていますが、覚え書きとして残しておきたいと思います!

必要なものは3つだけ!

  • ドクダミ(花・葉・茎)
  • 35度以上のアルコール(無水エタノールやホワイトリカー)
  • 保存用ガラス瓶(煮沸消毒してしっかり乾燥させたもの)

作り方

どくだみ
水洗いしたドクダミの花と葉。可愛らしいです。


①ドクダミの花・葉・茎を採取する
最も元気に育っている時期(5月〜6月頃)に採取するのが理想的。
この時期のドクダミは薬効成分も強いと言われています!

②ドクダミを水で洗い、水気をしっかりととる
汚れを水でしっかり洗い落とします。洗った後はざるで水を切ってから、清潔なキッチンペーパーで残った水分を拭き取ります。
水分はカビの原因になりますので、しっかりと拭き取りましょう!

③瓶に詰め、アルコールを注ぐ
煮沸消毒後をした保存瓶にドクダミを詰め、アルコールをひたひたになる位まで注ぎます。
アルコールは、エキス抽出と防腐のために35度以上のものを使用します。ドクダミが空気に触れないよう、しっかりとアルコールで覆いましょう。

瓶を密閉する
ガラス瓶の蓋をしっかりと閉め、冷暗所で保管してください。

抽出する
2〜4週間ほど、なるべく1日1回瓶を軽く振って混ぜ合わせながら、ドクダミの成分をアルコールに抽出させます。
この時、ドクダミが空気に触れている部分がないかもチェックです。

完成!
1〜3ヶ月ほどして抽出が終わったら、ドクダミを取り除いて完成!冷暗所で保管しましょう。

使い方

  • 虫刺されやかゆみ・虫除けとして
    かゆみや炎症がある部分に直接塗布すると、症状を和らげる効果が期待されます。消毒・殺菌の効果もあり。
    原液のままスプレーボトルに入れ替えてスプレーしています。お肌の弱い方は薄めての使用をおすすめします。

  • スキンケアに
    コットンにドクダミチンキを少量取り、ニキビや肌荒れ患部に直接塗布することで、抗菌・抗炎症作用が期待できます。
    また、精製水で薄めて、化粧水として使用することも可能です。

  • 湿布として
    筋肉痛や関節痛に対して、ガーゼにドクダミチンキを浸し、患部に当てて湿布として使用することができます。

初めて使用する際は、パッチテストでアレルギー反応がないか確認してくださいね!

まとめ

身近にある自然素材で、かゆみ止めを作ってみたいという方にはぜひおすすめです。
なにより、作り方も簡単で必要な材料も少ないですので、お手軽にできちゃいます。

  • この記事を書いた人

ゆる

デザイン(グラフィック/Web/ECサイト)15年以上| 子育て・家事・仕事・自分の好きなことのバランスを模索中| なるべく体にやさしいことを取り入れたい

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