ほんの少しずつですが、秋の気配を感じつつある今日この頃ですね。
季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期であり、特に気温や湿度の変化によって体がストレスを受けやすくなります。我が家も親子ともども体の不調も実感しています。
そんなこの時期にぴったりの、手軽にとれる体にやさしい飲み物「葛湯(くずゆ)」を取り上げていきます!
Contents
葛湯(くずゆ)とは?
葛湯(くずゆ)とは、本葛粉(くずこ)を水で溶かして加熱し、とろみのある温かい飲み物にしたものです。
日本の伝統的な飲み物で、消化にやさしく体を温める効果があるため、風邪の予防や体調不良時に飲まれることが多いです。
葛湯はなぜ季節の変わり目にいいの?
葛湯は季節の変わり目に気軽にとれるおススメの飲み物のうちの1つです。その具体的な点をまとめました。
1. 体を温める
季節の変わり目は、朝晩の寒暖差が激しく体が冷えやすくなります。葛湯は体を穏やかに温めるため、冷えやすい時期に体温を調整し、体調を整える効果があります。
特に夏の間は、冷房で体全体が冷えている状態が続いています。これを内蔵から温めてケアしてあげるのはとても重要で、さまざまな病気の予防にもつながっていきます。
2. 消化にやさしい
葛は胃腸をいたわってくれる食材としても知られています。季節の変わり目に起こりがちな消化不良や食欲不振にも効果的です。体調を崩しているときや胃腸が疲れているときでも、負担をかけずに栄養を摂取できます。
3. 風邪の予防・風邪の初期症状に効果的
季節の変わり目は、風邪を引きやすい時期でもあります。葛は漢方薬としても利用され、風邪の初期症状を和らげる効果があると言われています。特に喉の痛みや寒気を感じた際に、温かい葛湯を飲むと体がリラックスし、風邪の進行を防ぐことが期待できます。
4. 免疫力の向上
葛粉には抗酸化作用があり、免疫力を高めるとされています。季節の変わり目に体がストレスを受けやすくなる時期に、葛湯を飲むことで、体を整え免疫力を維持する助けになります。
5. リラックス効果
温かい飲み物は精神的にもリラックス効果をもたらします。季節の変わり目は、体調だけでなくメンタル面でもストレスを感じやすい時期です。葛湯を飲むことで、体も心もリラックスでき、安定した状態を保つ助けとなります。
また、砂糖やハチミツなどの甘味を加えることで、さらにリラックス感が高まったり、飲みやすさも増します。
葛湯の作り方
■材料
・本葛粉:大さじ1
・水:150〜200ml
・砂糖または蜂蜜:小さじ1〜2(お好みで。甘味がないのが好きな場合はなくてもOK)
■作り方
1. 本葛粉を溶かす
小さめの鍋に本葛粉を入れ、水を少しずつ加えながら、ダマにならないように混ぜます。
完全に溶けるまでよく混ぜることがポイントです。
2. 火にかける
弱火で加熱し、絶えずかき混ぜます。徐々に液体が透明になり、トロっとした状態になります。
火を強めず、弱火でゆっくり加熱するのがコツです。
3. 仕上げ
お好みで砂糖や蜂蜜を加え、よく混ぜます。葛湯が透明でなめらかな状態になったら、火を止めて出来上がり!
冷めると少し固まりやすいので、できるだけ温かいうちに飲むのがおすすめです。
( 2 )火にかける
弱火で加熱し、絶えずかき混ぜます。徐々に液体が透明になり、トロっとした状態になります。
弱火でゆっくり加熱するのがコツです。
( 3 )仕上げ
お好みで砂糖や蜂蜜を加え、よく混ぜます。葛湯が透明でなめらかな状態になったら、火を止めて出来上がり!
冷めると少し固まりやすいので、できるだけ温かいうちに飲むのがおすすめです。
私がよく使っている葛粉は、このオーサワの本葛(微粉末)です!微粉末タイプなので、サラサラで溶かしやすいのがうれしいポイントです。
まとめ
葛湯は、季節の変わり目における体の冷えや免疫力の低下、消化器の不調に対応する優れた飲み物です。特に風邪の予防や体調を整えるために、日常的に取り入れることで、季節の変化に強い体を作るサポートになります。