デザイン

オリジナルデザインTシャツを作りたい!自作 or 業者?それぞれのメリットデメリット

オリジナルデザインTシャツは、自分だけのデザインを楽しめる特別なアイテムです。
学校行事やサークルやチームのユニフォームとして、イベント用の記念品として、プレゼント用など活用できるシーンもさまざま。

でも、いざ作ろうと思ったときに「自分で作る?それとも業者?」と悩んでしまうことも。
自作なら低コストで手作りを楽しめる一方、業者に頼めばプロ並みの仕上がりになります。

私自身、業者に依頼してのTシャツ制作を仕事の一部として行なってきました。また、アイロンプリントでの自作Tシャツも経験あります◎

今回は、どちらを選ぶか迷ったときのために、自身の経験も踏まえながらそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。

この記事での「自作」とは、アイロンプリントを利用した手作りのことです。

自作 or 業者?それぞれのメリット・デメリットで比較!

自作(アイロンプリント)する場合

オリジナルTシャツを「自作する」のをオススメしたいのはこんな方!

・1枚だけや試作品を作りたい
・少量でコストを抑えたい
・イベントや趣味で気軽に作りたい
・手作りの行程も含めて楽しみたい

メリット
低コスト◎初期費用が安く、1枚から気軽に作れる。
手軽に始められる特別な設備や専門知識がなくても、自宅で簡単に作れる。
好きなタイミングで作れる思い立ったときにすぐ作業を始められる。
自分のペースで制作可能。
試行錯誤しやすいデザインや配置を気軽に変更しながら作れる。
デメリット
品質が業者に劣るプリントが剥がれやすかったり、耐久性に問題が出ることがある。
発色が薄い場合もある。
手間がかかる印刷、切り抜き、アイロンでの転写作業に時間がかかる。
作業ミスが起こると、Tシャツが台無しになることも・・・。
大量生産には不向き一枚一枚手作業になるため、大量に作る場合は手間と時間がかかる。
特殊なデザインには不向きグラデーションや細かいディテールが再現しにくい。
使用するプリンターや転写用紙によって色味が変わることも。

業者に依頼する場合

こんな方には「業者に依頼する」のがおすすめです!

・ぜったいに高品質がいい!
・大量に必要
・販売やプロ仕様を目指す場合

・手間をかけたくない
・アイロンプリント作業が苦手

メリット
高品質◎プリントの精度が高く、発色や耐久性に優れている。
大量生産が可能一定数以上の注文で割引が適用されることが多く、大量生産の場合はコストが抑えられるのも嬉しい。
自由度が高い繊細なデザインやグラデーションも再現可能。
プリント方式(シルクスクリーン、インクジェット、昇華プリントなど)を選べる。
刺繍や特殊加工(発泡プリントなど)も可能※業者によって異なる。
手間が省けるデザインを送るだけなので、手間がかからない。
デメリット
コストが高い場合がある1枚のみや小ロットの注文では、割高になる場合が多い。
初期費用(デザイン費や版代)がかかる場合がある。
納期がかかる製作から配送までに数日~数週間かかる。
修正が不可能な場合がある後からのデザイン変更や色味の修正ができない。
※業者によって異なり、プリント作業に入る前までなら修正が可能な場合もある

必要なものと作業工程で比較!

自作(アイロンプリント)する場合

必要なもの

・Tシャツ(コットン素材がおすすめ)
・アイロンプリント用紙
・インクジェットプリンター
・アイロン
・はさみ
・クッキングシート(アイロンプリント用紙に入ってるものもある)
・パソコンorスマホ(デザイン作成のため)

作業行程ざっくり

① デザインを考える
② デザインをアイロンプリント用紙に印刷
③ Tシャツのプリント部分を平らにし、デザインを配置(デザインは必要ならはさみでカット)
④ デザインの上にクッキングシートを敷き、アイロンで圧力をかけて転写
⑤ 冷ましてから用紙を剥がす


作業工程の④⑤などコツが必要な場面もありますが、大変な作業は含まれません。
手作りすることが好きな方や、仲間と協力して制作したい場合などには、楽しんで作業できそうです!

業者に依頼する場合

必要なもの

・パソコンorスマホ(デザイン作成のため ※手描き原稿の撮影データを送るだけで作成してくれる業者もある)

作業行程

① デザインを考える
② 業者に注文
③ デザインを入稿


業者に依頼する場合は、必要なものも作業工程も、自作に比べて格段に少ないです。

まとめ

目的や予算、求めるクオリティや納期を考慮して、自分に合った方法を選びましょう!
できあがったTシャツを実際に着てみた時の感動は、どちらでもしっかりと感じられるはずです!

  • この記事を書いた人

ゆる

デザイン(グラフィック/Web/ECサイト)15年以上| 子育て・家事・仕事・自分の好きなことのバランスを模索中| なるべく体にやさしいことを取り入れたい

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